『解らないことは徹底的に調べ、納得するまで体験する』

《1. あの世の状況証拠・真実の根拠》

 友人からは、「これ以上何を確認するのか?」と問われ、「状況証拠はそろったが、物的証拠がまだだ!」と返していましたが、
 10年以上の歳月が経ち、ようやく、すべての情報が繋がり、「死後の世界の真実」について確信を持てるようになりました。
 霊能者、多くの書籍、セミナー、宗教、退行催眠等、私にできることは全て実践し、人生に対する価値観は一変しましたが、 費やした歳月と、それなりにかかった費用の結果を、精神世界の真実の情報を必要としているあなたへ、客観的事実として伝えることが出来るようになりました。

 某人のように「自分の知らないことは認めない、だからあの世なんてない」と言う姿勢は、それこそが非科学的で真摯ではない。
 目の前で起きた不思議現象は現実であり、なぜ、それすらも完全否定してしまうのか?
 でも、某人も死後の世界を認めたいが故に、「死後の世界、霊魂は全て嘘である」の命題を崩すために必要なただ一羽の白いカラス、それも、真っ白なカラスを探しているのかもしれません。

状況証拠も蓄積されれば、死後の世界の真実を証明できます。

《2. 死後の世界の確認方法》

 結論と仮説は、以下の方法によって導きました。

(1)「不思議現象・偶然は存在しない」

 どんな現象も、現在証明されている既知の物理法則を超えた未知の法則の下で発生している。
 偶然は続くことはなく、不思議現象は存在しない。

 アインシュタインとニールス・ボーアの論戦についてご存じですか?
 私たちが物理の時間に習ったニュートン力学が成り立たない領域の話で、宇宙空間の理論として、時間と空間を区別しない時空間を定義する「相対性理論」と、 電子の動きは観察者によって変化する素粒子の世界の理論としての「量子力学」。まるで水と油の関係ですが、どちらも大理論として事実です。
 相対性理論と量子論を融合させた先に、死後の世界の法則証明が有るように感じます。
 「神はサイコロ遊びをしない」と言うアインシュタインの言葉を借りれば、「時空間は偶然を起こさない」と言うことが大前提です。

☆「相対性理論と量子論」を超ざっくり説明、相対性理論・量子論

(2)「目の前で起きた現象は全て現実」

 既存の常識では説明がつかなくても、私の目の前で起きた物理現象、その他のすべての現象は現実。

 有意なタイミングで、突然起動する電子機器や照明器具。
 物体の不自然な状態変化や消滅。
 霊能者の霊視において、霊能者が知るわけもなく、また、私すら知らない事実が具体的に述べられ、現実と一致した内容。
 これらは認めるべき現実として、偶然を排除し、最も合理的かつ自然体で、シンプルな根拠を導く。

(3)「精神世界の情報の内、否定できない共通事項は考慮すべき仮説」

 本などからの大量の情報の内、その論旨に矛盾がなく、根拠が示されたもの。
 著者の職業・経歴等の社会的な信用度、また、著作の背景からその内容がノンフィクションとしての体裁が保たれているもの。
 これらについては、その趣旨を比較・精査・整理し、共通事項として残った事項を考慮すべき仮説として残しました。

(4)「個人の期待、思想、思い込みは全て排除」

 言うまでもありませんが真実のみを求めており、思い込みは徹底的に排除しました。

《3. 死後の世界・精神世界の結論》

(1)奇妙な現象、不思議現象は目的を持って起きる

 私の周りに起きた現実は全て意味を持っていました。誰にでも不思議な現象は目的を持って起きています。それに気付けるか、否かの違いです。
 従兄の死も、友人の深夜の訪問(奇妙な出来事)も全て意味があります。そして、私は、妻に導かれて今の幸せがあります。
 それらを最も合理的に説明する理屈を「偶然」とすることは、宝くじに当たり続けるようなもの。大小様々な現象の中には霊界からのメッセージが有ります。

(2)特殊能力者、霊能者は存在する

 霊能者からの情報は具体的すぎます。私の知らないことまでも伝えられ、現実と一致している。しかも、躊躇なく、よどみなく流れるように自然に。
 また、その特殊能力は、健常者が通常持っている身体機能と引き換えに得られているようです。 大阪の先生(7人の霊能者)のように原因不明の病を抱えていたり、「未來からの生還」の著者、ダニオン・ブリンクリーのように落雷に遇ったり。
 しかし、その能力、表現は人によって様々で、情報は断片的であり全てを鵜呑みにはできません。
 ちなみに、私のお会いした霊能者は、他の霊能者をあまり認めていませんでした。なぜなら、「自分の見えることと違うことを言っている」からだそうです。

(3)目に見えない意識体は存在する

 霊能者を介してですが、亡き妻との会話は完全に成立していました。その内容は、生前の妻が、今、そこにいるかの如くでした。私には見えなくても、 亡き妻からは見えているとしか説明がつかないことばかりでした。
 霊能者に見えているものが「霊」ではなく、時空に刻まれた記憶であるとするならば、状況の変化、私の心の動きを把握した会話とはならないはず。
 霊の存在は特別なことではなく、自然に存在している。電磁波は見えなくてもテレビが映るように。

(4)生まれ変わり、輪廻転生は繰り返されている

 ヴァージニア大学精神科の主任教授のイアン・スティーヴンソン氏の「生まれ変わり現象の研究」は、精神世界の本の中ではあまりにも有名ですが、 これほど緻密・詳細に事例を収集・整理し、研究結果としての学術論文は否定するべきところがどこにもありません。 幾つかの“生まれ変わり事例”に対して反論も見られますが、全体否定するだけの説得力を持っていません。
 「真性異言」(学習したことのない言語で話し出すこと。その中には現代では使用されていない言語も含まれる)の事例を説明するためには、 生まれ変わりを認めるか、若しくはテレパシーのようなものを認めるしかありません。
 もっとも、イアン・スティーヴンソン氏は生まれ変わりは認めても、死後の世界の存在は否定していたようです。医学者として、確認できた事象だけを認める科学的スタンスなのでしょう。
 原始キリスト教でも生まれ変わりを肯定していました。

(5)人の未来は大まかに決まっている

 私たちは目的を持って、シナリオを描いて、この世に生を受けています。ただ、大まかに。
 妻の死の原因について、霊能者の見解は一致していました。
 ここでは公開しませんが、私が知っていた事、後から確認できたことを含め、妻はその環境を理解して生まれて、自分で容認した人生に、一つづつ対処しながら生きてきたように思います。 でも、死を回避する方法はありました。予定した人生、未来は決定事項ではありません。

 占いとは、手法の問題ではなく、時空にアクセスする事だと思います。
 森田健氏の著書の中に「時空は事象の大小を問わない。血を流すことが決まっていたら、小さいケガで大事故は回避できる」とありましたが、 他の精神世界の本も、未来については、概ね同じことを言っています。
 ちなみに、亡くなった妻は、私に初めて会った瞬間に、「私、この人と結婚する。いやだなー」と感じたそうです。

(6)亡き者へ思いは伝わり、メッセージも届く

 愛する妻への慈しみの思いは全て届き、想い出も増えていました。
 旅立った妻の誕生日が来るたびに増えていったウエッジウッドのティーカップ。見えない妻に話しかけながら一緒に行ったドライブ。 どれもこれも現実の事として、「ありがとう、○○が嬉しかった、△△が楽しかった」とメッセージを受け取りました。(平成29年4月に7人目の霊能者の霊視にて確認)

 そして、私は妻に誘導されていたようです。妻が私を心配して、必要な情報を与え、必要な人に会せ、少しずつですが気づかされる。 書籍も、霊能者も、講演会も、奇妙な事柄も、全てが私の旅立ちにストップをかけ、次のステップへと誘う。ギリギリだけど間に合っている。これこそ偶然では説明できないことばかり。

 私の成すべきことは、亡き妻へ愛を送り続けること、ちょうど「涙そうそう」の歌詞のように、思いを伝えています。

(7)死後の世界は存在する

 死後の世界の状況証拠が蓄積され、それらが繋がりました。不思議現象は死後の世界からのサインでした。私に起きた現実を否定する論理的な根拠は有りません。
 私の経験は、死後の世界の存在を認めないと説明のつかないことが多すぎます。

 人の生死の現場に最も近くにいる医師、看護師等の医療関係者が著した書籍に示されている臨死体験の証言は、共通事項があまりにも多く、 さながら医学論文の様であり、疑う根拠を見つけられません。
 立花隆氏(知の巨人)著作の「臨死体験」においても、その真贋を考察していますが、否定には至らず、その後、立花氏自身も臨死体験事例を集めています。
 今の妻のママ友の看護師さんは、幼い命が旅立った後は、おもちゃが勝手に動くなどの現象を見ており、看護師さんの中では自然な事としてとらえているそうです。

(8)生きる目的

 生かされていることの理由、生きる目的は、・・・・・・

《4. 死後の世界とは(仮説)》

 仮説(事実未確認)ですが、死後の世界とは、エネルギーの世界だと思います。
 3次元の現世とは振動数(周波数)の異なる世界だから、非物質であり、見ることも、聞くこともできない。
 可視光線の外側の赤外線や紫外線が見える人がいるように、犬が人間が聞こえない音を聞き分けるように、霊能者とは、見る・聞くことについて身体能力の高い特殊能力者であると思います。
 透視やテレパシーなどの超能力も、振動数の相違によるエネルギー現象だと思います。

 生まれるということは、エネルギーの振動数を下げ(恐らく)、肉体と言う装置を動かしていること。死ぬということは、肉体と言う装置が老朽化し、 3次元の肉体ではそのエネルギーを活用できなくなり、エネルギーの振動数を上げ(恐らく)装置を捨てることだと思います。
 そして、魂とは、意志を持ったエネルギーそのもので、エネルギー自体が生命体であるのではないでしょうか。

 全く同じ遺伝子(DNA)を持ち、全く同じ環境に育った一卵性双生児でも性格が違うのは、そもそも魂(エネルギー体)が異なるからであり、 泣いたり、笑ったりするのは、脳ではなくて、魂と言う生命体エネルギーなのだと思います。
 天国や地獄と呼ばれる階層は、エネルギー振動数の差であり、神秘的な事ではなく、理論的な世界かもしれません。

 私が得られない情報は、死後の世界の『物的証拠』です。
 物的証拠とは、姿のはっきり写った写真だったり、録音可能な会話だったり、物体の有り得ない変化などです。
 物的証拠を残すためには、エネルギー発現の環境条件が全て整っていることが必要なのではないでしょうか。

 この仮説が正しければ、ほとんどの不思議現象の発生原理が説明可能です。
 私の経験による現実も、死後世界の仕組みも、生まれ変わりも、超能力も。
 いつの日にか、「超振動理論」のようなものが確立されるかもしれません。

《5. 死後の世界・情報の選別》

 巷に溢れる噂や、書籍や、情報の多くは事実と異なるものでした。
 それは、『嘘』ではなく、断片的な情報からの推論であったり、誇張であったり、伝言ゲームのように変化したり。利害が絡めば、原型を留めないものとなってしまっています。
 現在に至るまで、大量の情報を収集し、経験し、その上で、理解できないこと、辻褄が合わないことを大量に排除してきています。
 自分の期待することを信じられれば楽でしたが、信じるとは疑いを持っているということ。
 大量の情報をパズルのように組み合わせ、ようやく完成しました。とても難しく、高価なパズルでした。

 私は異次元にいる妻にお願い事をしません。
 肉体を持たない意識体にできることは、三次元の世界では限られます。
 私から愛を届け、妻の安らぎを願っています。

 何度も言います。全て私に起きた現実です。

「メッセージは必要な時に必ず届く。全てが最適な時に」