★「タロット占いExcel版」を差し上げます

《1. 占いとは》

 占いは、大別すると命(めい)、卜(ぼく)、相(そう)の三種類に分かれます。
 「命」とは、誕生した生年月日・時間や、生まれた場所によって、運命、宿命などを占うもの。星座占い、四柱推命、誕生日占い、六星占術等があります。
 「卜」とは、占う事象を占いをする時期、出た内容などとシンクロニシティさせて、人が関わりあう事柄を占うもの。タロット占い、奇門遁甲、おみくじ、ダウジング等があります。
 「相」とは、姿や形など目に見える事象や環境から、対象となるの人への現在の影響や今後の運勢などをみるもの。手相占い、姓名判断、風水等があります。

 「占い」についての私の仮説は、「占いとは、時空にアクセスし、そこから情報を取り出している」ということです。
  そして、すべての答え(情報)は自分自身の中にあり、予定した未来についても情報を取り出せる。

 また、「占い」とは、未来予測するためだけに用いるものではありません。予見される危機を防ぎ、人生行程を修正するためのツールです。
 人の人生は、生まれてくる前にある程度決められていてる。しかし、人生には岐路があり、進路の変更は可能です。

《2. タロット占いとは》

 タロットカードは、大きく分けると「大アルカナ」と「小アルカナ」の2種類のカードに分かれ、78枚のカードで1デッキが構成されています。
 大アルカナは、22枚からなる主要なカードで、一般的に占いでよく利用されます。
 小アルカナは、この世を構成する火地風水に対応した「杖」「ペンタクル(金貨)」「剣」「聖杯」の4つのスートに分かれており、それぞれ14枚ずつで構成されます。
 「杖」は、始まりやエネルギー意味しています。
 「ペンタクル(金貨)」は、モノや身体といった目に見えるもの、形があるものを意味しています。絵の通りのお金を意味することもあります。
 「剣」は、衝突、対立、病気、失恋、争い、決別といった試練を意味しています。
 「聖杯」は、感情、絆、心といった精神的なものやスピリチュアルなものを意味しています。
 また、1枚のカードに正位置と逆位置があり、一般的に正位置には良い意味合いが多く、逆位置には好ましくない意味が多くなっています。

 タロット占いでは、引くカードの数と配置により、 ワンオラクル(1枚)、ツーオラクル(2枚)、スリースプレッド(3枚)、ギリシャ十字法(5枚)、ヘキサグラム法(7枚)、X字スプレッド(7枚)、ケルト十字法(10枚)、ホロスコープ(13枚)など様々な展開法があります。
 どれが正しいということではありませんが、それぞれの展開方法によって向いている「問」があり、占う人の好みや、目的により展開方法を選びます。

《3. 占いかた》

 占いの中でも、タロット占いやダウジングなどの「卜」の基本は、問いかけた事象に対し、2者択一の「YES」か「NO」かを得るものです。
 問いかけに対し「言葉」で答えを知るものではなく、状況・原因から2進法的に結果を類推し、最終的に必要な答えを導きます。

 タロット占いでは様々な展開法が有りますが、引いた1枚から「〇」「×」の結果を知るワンオラクルがシンプルかつ基本的な方法です。
 しかし、1枚のカードの結果だけでは、これから起きる未来に一喜一憂することになり、本来目的である行動指標を得られにくく、運命改善にはなりません。
 占いの目的は、好ましくない未来が予想されるのであれば、行動改善の指標を得るということです。未来を変化させる為に、運命好転のターニングポイント、進むべき方向を知ることです。
 ワンオラクルの連続でも、複数個のヒントが示されるスリースプレッドや、ヘキサグラムでも、あなたに必要な情報をそこから読み解くことです。
 望まない結果であったのなら、現状を見直し、行動を変化させ、未来を変更させます。陰陽道の方違(かたたがえ)により方角を変えることと同じです。

 私個人の意見ですが、占いをするとき「無心」ではだめで、むしろ「わくわく」していて、心の振動が高い時の方が時空にアクセスできます。エネルギーの振動が高い方が、高次の世界に近づけるのではないかと思います。
 瞑想とは真逆です。
 また、占いには目的意識が必要です。時空にアクセスしようとする意識が無ければ占いは成立しません。
 時空にアクセスし「集合的無意識」から情報を取り出すには、期待や思い込みを排除することが必要です。思い込みを排除していることが、結果を冷静に受け止めるための条件です。

 そして、タロット占いは、直感をもとに行なうワークです。「ウエイト版」の神秘的な大アルカナ22枚、小アルカナ56枚のカードを眺めているとイメージが湧いてきます。
 「その絵がどういう意味なのか?」、それに忠実に従う必要はありません。占った本人が感じ取ったインスピレーションが答えです。
 カードの意味を素直にとらえれば、貴方にこれから起きることも、改善策も読み取ることができるはずです。
 「問」を明確にし、気持ち高め、自身の波長を高めてから始めてください。

《4. タロット占いExcel版》

 「占いとは、時空にアクセスし、そこから情報を取り出している」という私の仮説と、 「量子は、観測すると挙動が変わり、もっている情報を遠く離れた場所に瞬時に伝送できる」(量子論)ことから、占いたい者の意識が乱数に影響を与えると考え、 乱数関数にて、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚を用いた「タロット占いシートExcel版」を作成しました。(相対性理論・量子論参照)

 9.11同時多発テロ事件発生の日から数日間、世界中の乱数発生器が異常な数値を示しました。 原因として、「乱数発生器が素粒子の動きを利用しているため、人間の思念が電子の動きに影響を及ぼした」(仮説)とも言われています。

 乱数には、占い師の恣意的な感情が入り込めません。
 シャッフル回数を決めているのは自分自身ではなく、別の存在に誘導されているようです。
 貴方の意識を量子に伝達すると、集合的無意識と貴方がつながり、蓄積された情報が返ってきます。(霊界通信の法則参照)

◎「タロット占いExcel版」を差し上げます

「Microsoft OneDrive」(クラウド)に、作成した「タロット占いExcel版」のを保存したので、気楽に試してください。
 こちらからダウンロード、「ファイル」⇒「名前を付けて保存」してください。

「タロット占い」エクセルシート(Microsoft Office 2019)
 マイクロソフトのセキュリティーが強化されたため、マクロを有効にする必要があります。
 ファイルのプロパティを開き、全般タブの一番下の「セキュリティ」にあるセクションの「許可する」チェックをし、OKしてください。

タロット

《5. カードの意味について》

 ウエイト版タロットカード78枚の1枚1枚にはさまざまな意味があります。そして、タロットカードの向きによって意味が変わってきます。
 『正位置』と呼ばれる向きと、『逆位置』と呼ばれる向きがあり、カードの上下が逆になるとカードが持つ意味も反転します。

 それぞれのカードが持つ意味については、タロットの手引書や、種々のサイトに、様々な解説がされています。1つのカードについて、矛盾した解釈が存在することもしばしばあります。
 同じカードであっても、占術者、状況や目的が違えば、受ける印象や、意味、結果は変わってくるはずです。
 タロット占いExcel版では、様々なタロット占い解説サイトの他、他の手引書に解説してある意味を整理比較し、できるだけ簡潔に、矛盾なく、ストーリーが組み立てられる意味を概要解説として掲載しています。

 タロット占いでは、一般的な解説、意味にとらわれず、カードを引いたその時に自分が感じたこと。 相手を占う場合は、相手が感じたことや思ったことが大事です。カードをどう解釈していくのかは、あなた次第です。

《6. ワンオラクル(大アルカナ22枚)》

 「ウェイト版」のタロットカード、大アルカナ22枚(正、逆44通り)を使用して占います。
 ワンオラクルはシンプルで、タロット占いの基本ともいえる占い方です。
 ツーオラクルとして「結果」と「対策」を占いたければ、2回カードを引くことになります。

 カードをシャッフル、カットをする前に、占いたい内容を決めておくことが重要です。占いたい内容をイメージしながらタロット占いを行いましょう。シャッフルの時間も含めて占いは始まっています。

 「タロット占いExcel版」では、シャッフルは「乱数」にて行いますが、量子は、観測すると挙動が変わり、もっている情報を遠く離れた場所に瞬時に伝送できるので、貴方の思念が乱数に影響を与えます。
 シャッフルする回数を決めたら、決めたシャッフル回数だけ「占うボタン」を押してください。(最後の1回がカットとなります)

 未来を予見するだけでなく、1回目は現状のままで起きる未来の結果を、2回目でその対応策を知り、運命改善の行動を起こしましょう。

《7. ワンオラクル(小アルカナ56枚)》

 「ウェイト版」のタロットカード、小アルカナ56枚(正、逆112通り)を使用して占います。
 大アルカナは、人生の岐路や重大事を示すカードで、精神的な面に深く関わっており、大きな影響を持っております。
 小アルカナは、一時的で一場面での物事の一コマを端的に表しているだけで、客観的なシーンを象徴しています。

 大アルカナカード、小アルカナカードでは、そもそもカードから読み取れる情報や、占う対象も異なります。
 小アルカナでは、ある程度機械的に解釈し、日常における実際的な事柄を見るために使います。
 目的に合わせ、それぞれのカードを用いて占うことで、的確な答えが得られると考えます。

《8. スリースプレッド(大アルカナ22枚、フルデッキ78枚)》

 「ウェイト版」のタロットカード、大アルカナ22枚を使用し、3枚のカードにより占います。 スリースプレッドでは重複して同じカードを引くことははありません。また、出現パターンは73,920通りとなります。

 3枚のタロットカードにより、「過去」「現在」「未来(対策)」の流れをリーディングします。
 最後の1枚は「対策」のカードなので、出た結果に対してポジティブに向き合うことが出来ます。
 また、「自分」「相手」「第3者」と、それぞれのカードに当てはめて占うこともできます。
 さらに、「A」「B」「C」などの三択の質問などにも適しており、シンプルですが全体の流れを読み解くことができるスプレッドになります。

《9. ヘキサグラム(フルデッキ78枚)》

 ヘキサグラムとは六芒星(ダビデの星)を模ったもので、タロットカードフルデッキ78枚を使用し、7枚のカードにより過去から将来までの流れと、環境、対策をリーディングします。
 また、出現パターンは9,922,550,077,440通り(約10兆)となります。

 占い方は、初めに上から7枚目、8枚目、9枚目のカードで三角形を作り、次に、さらにそこから7枚目、8枚目、9枚目のカードで三角形を作り、三角形と三角形が合わさり、星形を作ります。
 最後に、星の真ん中に次のカードを置きます。

 出た結果は、1枚目が過去の原因、2枚目が現在の状況、3枚目が将来の見通し、4枚目が具体的な対策、5枚目が周辺の環境、6枚目が相談者の願望、7枚目が最終結果です。