『天国の奥様から届いたメッセージ』

死後の世界の証明 亡くなった人からのメッセージ2

《1. 霊界通信の条件》

 最愛の奥様を突然亡くされた男性(E様)から、奥様への思いを綴ったメールが届きました。奥様への変わらぬ愛と、奥様を心配し、奥様のために何をしたら良いのか? そして、信頼できる霊能者を紹介して欲しいというお問い合わせです。

 愛する人を喪った者の願うことは皆大抵、“安らかであってほしい。そのためには何をしたら良いのか。そして今の状況を確認したい”です。
 ”何をしたら良いのか”については、私の確信していることを伝え、”今の状況の確認”については、霊能者に会うことはどなたにもお薦めしていませんので、 ご自身で確かなメッセージを得ることについてお伝えしています。

 通常は、霊能者をご紹介することはお断りしておりますが、ご相談者様にとって、今霊視が必要で、 結果を真摯に受け入れられることができ、亡くなった人からのメッセージを得られる条件が整っている数名の方にはご紹介してきました。
 条件の一つ目は、もうすでに霊界からのメッセージを掴み始めていること。理由は、霊界にいる愛する方が、メッセージを送る準備ができているからです。
 二つ目は、ご自身の氏名を記載していること。名乗ることは目的が明確であり、そのためには何も隠さず、結果を受け入れる覚悟だと考えます。

 そして、E様からの初回のメールには、「メッセージを得られる方」の二つの条件と、全てを受け入れる覚悟が整っていました。

 以下に、頂いたE様のメールから、奥様への愛と、得られた確証、届いたメッセージについて掲載します。
 頂いた幾つかのメールの原文には、他にも多くのことが綴られていましたが、個人が特定されないよう抜粋して掲載しています。

《2. 霊界通信、ありがとうのメッセージ 》

(1)霊界への旅たち

 はじめまして、Eと申します。
 大変に長文になることを、どうかお許し下さい。
 ≪orpheus journey≫には私の欲する情報があり、貴方様の貴重な経験や情報等を公開して頂いた事に感謝致します。

 私も最愛の妻を亡くしました。平成30年〇月〇日の朝、死因はくも膜下出血です。前日の夕方に職場で意識を失い倒れて病院に緊急搬送され、数回の心臓停止後に亡くなりました。
 病院では皆に相談して「次、心臓が止まったら延命処置はしないで下さい」と、最後の決断をしました。
 奇跡が起こる確率は限りなく「0」ですが、「0」では無かったはずなのに。
 突然職場で倒れて訳の解らないままです。
 責任感の強い妻は身体に戻ろうとして「まだ、死にたくない、死ねない」と言っていたと思います。

 私と妻は、同じ会社の別部署で同じフロアでした。
 その日は妻と一緒に車通勤し、その車から降りたときの「行ってらっしゃい」、「行ってきます」が妻との最後の言葉になってしまいました。

 死因はストレスによるくも膜下出血で間違いないと思っております。
 同僚からの暴言や残業時間、業務内容でストレスを強く感じているのは分かっており、「仕事を辞めてくれ」と何度も言いましたが、責任感のとても強い妻は全てを受け容れて頑張っていました。
 家庭でもストレスはあったと思います。朝5時から起きて炊事洗濯、会社で仕事して夜11時に帰宅の繰り返し。
 会社や同僚だけでなく、私も妻を見殺しにしてしまいました。

(2)唯一の約束

 私の妻も最高の妻でした。無償の愛はもちろんのこと責任感や優しさ、誰からも愛される性格で、可愛く私の誇りでした。一方の私は、その優しさの上であぐらをかき自由気ままでした。
 私と妻の間には子供は出来ませんでしたが、妻の2人の娘と愛犬の5人で何不自由無く幸せに過ごしていました。 初めて家庭というものの幸せに満たされ、近所でも評判の仲が良い夫婦で、いつも一緒に出かけていました。
 私もこの幸せが、いつまでも続くものと思っておりました。

 結婚(再婚)したときに妻と唯一の約束をしました。
 「たぶん私達には年齢的に子供はできない。俺が一人ぼっちにならない様に俺より長く生きて欲しい」
 妻は「いつもありがとう。私は本当に幸せ。欲しいものは何もない。唯一の願いは○○君(E様)より1日でも長く生きる事」と、事ある毎に感謝の言葉を伝えてくれました。
 私の身勝手な約束は妻の唯一の願いになっていました。

(3)霊界からの小さなサイン

 私も貴方様のように妻を傍らに感じ、霊界からの小さなサイン“私を忘れないで”のような素敵なサインが届くことを信じたいです。
 サインか判りませんが、私にも不思議な事が起こりました。
 車でiPhoneの充電しようとカーオーディオにつないだところ、突然2曲の歌が流れてきました。
 1曲目はback numberの「高嶺の花子さん」の1番のみ。2曲目はポルノグラフティの「グラヴィティ(gravity)」です。
 1曲目は今の私の気持ちでしょうか?
 2曲目を聞いたとき「そういう曲だったのか」と涙が溢れ出してきました。
 以前聴いた曲を流すiPhoneの機能(?)かもしれませんが、私は小さなサインだと信じています。

 私の願いは妻の安らぎです。妻の現在が心配です。
 突然だったので、まだ会社で必死に仕事をしているのかもしれません。
 未熟な私には妻を傍らに感じることはできません。恥ずかしながら妻の使っていた机を直視することができず、一人になると妻のことを考え涙が溢れ出す毎日を過ごしております。 皆さんから顔が変わったと言われます。泣き過ぎて目蓋が腫れて引かないので仕方がない。
 私の時間は止まったままです。

 妻を傍らに感じるきっかけが欲しいです。お勧めはされていませんでしたが、江原様のようなミディアム様と会って妻の存在に気付きたいと願っております。 苦労もせず虫の良い話ですが、確かなミディアム様の情報が欲しいです。どうか、よろしくお願いいたします。
 どのような言葉でも真摯に受け止め様と思っております。

(4)霊視の記録

 近況を連絡させて頂きたくメールしました。
 □□様(※ご紹介したミディアム)のセッションは2回受けました。
 1回目のセッションでは、最初から半分以上は自分の事についての話がありましたが、私しか知らない家族の事を言われ、□□様の能力を確信する事になりました。
 守護霊の話になって少し不安になりましたが、その後に妻の写真を見せると妻が出てきてくれました。ここでも、私達しか知らない事を言われ、 死後の世界を確信する事ができ、伝えられたことの70%くらいは一致していました。

 2回目のセッションでは、初めから妻が出て来てくれ、伝えられたことの80%くらいは一致していました。
 1回目のときは、妻の状態も悪かったため、初めからは出て来れなかった様です。

 □□様のセッションで確証を得られたことは、
 ・私の両親や兄について、完全に一致。
 ・妻の死因、脳の関係で突然死。
 ・結婚(再婚)した時の妻の年齢と生まれた年。
 ・妻の性格や趣味(温泉)について。
 ・新婚旅行先の北海道。
 ・一番驚いたのは、妻の倒れた時や救急搬送時の状況について「救急搬送されている時の救急車内で心臓が止まり、AED処置を2回受けた」こと。 救急車に同行した妻の同僚に確認したところ、完全に一致していました。

 一方で、「メガネを掛けた直属の上司が率先して救急対応を指示していた。その人に感謝している」については該当する人物はおらず、若手社員が心臓マッサージ等の救急処置してくれた様です。 妻が気を使って事実とは違う理想の対応を伝えたのでしょうか。

 それから、確証を得られた事ではありませんが、私には勿体ない、とても嬉しいメッセージを頂きました。
 「再婚してからの人生が幸せで感謝している」
 「妻の亡くなった父親が一緒にいて深々と頭を下げている」

 セッションで、妻の存在の確信や自分自身について見直すこと、娘たちとの繋がりがより強く感じられる様になりました。
 霊視では、妻は会社や同僚の事を一切悪く言いません。
 落ち着くまでは、まだ時間が掛かりそうです。

(5)霊界からのメッセージ

 前回のメール以後も妻からのメッセージは何回か来ております。
 車で通勤すると涙が溢れてくるので、自転車通勤に戻して数日後のことですが、自転車ライトの取付ベルトが2日連続で切れました。通勤には自転車で片道40分以上掛かります。 殆ど泣いていたので妻が止めてくれたのでしょう。

 夢にも1回だけ出てきてくれて、生前と変わらない暖かい妻でした。しかし、残念なことに妻の存在を感じることができません。
 私にも霊能力のようなものは無いようです。ですが諦めずに頑張ります。

 早く妻の存在を確信できたのは、≪orpheus journey≫から繋がった皆様との「天国とのネットワーク」のおかげですね。
 貴方は私にとって最高のスピリチュアル&グリーフケアマイスターです。サイトへの掲載の件、必要な方のお役に少しでも立てるなら嬉しいです。 使えるものがあれば使って下さい。宜しくお願いします。

《3. 霊界からの微笑み》

 カーオーディオから流れた音楽は奥様からのサインです。突然流れる音楽からメッセージの意味を知り、そこから、次のメッセージに繋がった者は本当に大勢います。思い出の曲だったり、 歌詞の意味を初めて理解したり。

 霊視の結果から、「奥様がもう癒されていて、E様へ愛を注いでいるように感じる」と返信したところ、ミディアム様を介してのメッセージでは、2回目には落ち着いていて、 苦しみも、哀しみもなかったようです。

 E様に限らず、信頼できるミディアムとのセッションでは、数々の現実との一致する証拠を示され、そのことにより霊界の存在を確信して行くのですが、それは、霊界通信の入り口にしかすぎません。
 本当に大切なことは、愛する人が今、安らかであるということ。そして、遺された私たちに微笑みかけてくれたなら、それは、いつでも傍に寄り添っているということ。 魂の絆は切れることはありません。

 E様にとって、今回のセッションのポイントは、霊界の存在を確信できたことではなく、
 「再婚してからの人生が幸せで感謝している」、
 「妻の亡くなった父親が一緒にいて深々と頭を下げている」と感謝の言葉を告げられたこと。
 そして、E様の自転車のライトの取付ベルトを二回も切断し、E様へ変わらぬ愛を注いでいることです。
 霊界から危険を知らせるメッセージが届けられることはよくあり、私の時計のベルトが二回切れたことと同じですね。

 奥様は、ご主人様から幸せをもらい、いつまでもご主人様が心配なようですね。E様は独りぼっちではなく、お二人の唯一の約束は別の形で継続しています。
 E様には、まだまだやらなければならないことが沢山ありそうです。奥様、お嬢様、そして愛犬との思い出は、これからも増え続けていきます。

 E様から久しぶりのメールで霊視の結果を送られてきた日は、少し疲れていて10時頃就寝したのですが、深夜1時10分に目が覚め起き上がった瞬間に、 目の前にある携帯電話のメールの着信音が鳴りました。開くとE様からのメールで、奥様に起こされたようです。

 「天国とのネットワーク」を繋げてくださっている皆様に心より感謝いたします。

「メッセージは誰にでも届いている。小さなサインに気づくだけ」