『死後の生を確信した後の繊細で大切なこと』

死後の世界の証明 亡くなった人からのメッセージ4

《1.死後の生を確信》

 『初めまして。Gと申します。“Orpheus Journey”を開設して下さったことに、心から感謝致しております。
 サイトに救われ、私は前を向くことが出来ました。
 亡くなった妹が生きていることを知り、多くのメッセージを受け取り、妹から本当の幸せとは何かを教えてもらいました』と、四十代の男性からご連絡をいただきました。

 メールには、G様に起きた不思議なことと、亡くなった妹様からのたくさんのメッセージが綴られていて、 お兄様と一緒にいることを無邪気に喜び、「私はここにいるよ!」とサインを送り続け、G様は霊界の妹様の存在を確信していました。
 そして、「努力すればいつか妹に会える、ミディアムに会う必要は無い」と考えていたのですが、“Orpheus Journey”に一年半ぶりにアップされた記事(奥様との魂の絆)を見て、 「ミディアムに会うタイミングでは?」と、ご相談してきました。

 G様は、多くのメッセージを掴み、霊界の妹様の存在、死後の生を確信していたので、霊能者に会う必要はありません。

 亡くなった人からのメッセージを得た皆様に共通していることは、死後の生が現実であることを知り、元気でいることに安堵し、繋がっていることを喜び、 未来に微かに期待し、変わらぬ愛を届けようと“時”を動かし始めます。
 しかし、死後の生の現実を知っても、皆様の願い、環境、価値観、そのどれもがお一人、お一人で異なり、「これからどうするべき」と言った答えがなく、 時間の経過とともに“傍にいても以前とは違う”、“すべて錯覚では?”、“そして、これからは?”となります。
 正しいことも、間違ったこともないように思いますが、今まで掲載していない死後の生を確信した後のこと、繊細で大切なことを伝えました。

 G様に起きた不思議なこと、妹様からのメッセージ、死後の世界の証拠と、繊細で大切なことについて掲載します。

《2.亡くなった妹は生きている》

−−−G様のメールより−−−

(1)突然の死

 昨年の〇月、妹は30歳前半の若さで、急性白血病による脳出血で突然亡くなりました。医師も、本人も、家族も、急性白血病とは分からず、 妹が風邪のような症状で会社を早退した日から僅か一週間後に、一人暮らしの部屋で倒れ亡くなりました。
 四十九日が終わり、悲しみの中色々な偶然が重なって“Orpheus Journey”に導かれ、そして全てを理解しました。
 この数ヶ月間、私には不思議な事が多々起こり、それが日常になっています。
 今は何の疑いもなく、妹が生きていると分かっています。

 努力して自分で学べば供養の仕方も分かり、また、自分の力で妹に会える気がしたため、ミディアム様に会う必要は無いと考えていましたが、今日、久々にサイトを拝見したところ、 私が知りたい内容と同じ記載がアップされていて、ミディアム様に会うよう言われているのではと感じ、今回メールさせて頂きました。
 アドバイス頂きたいことは、“妹の今の状態や、未練が残っていないか、どうしたら妹を供養できるのか等を確認したく、 私がミディアム様にお会いするタイミングであるか”ということです。
 妹には、生前何もしてあげられなかったので、天国に行けるよう出来ることは何でもしてあげたいと思っています。

(2)呪われている?

 亡くなった妹と対面していた時、母が号泣しながら「★☆って名前を付けてごめん。おばあちゃんが付けた名前だから死なせちゃった」と言いました。
 脳出血が始まった推定時刻は、祖父のお通夜の開始時刻と同じで、祖父と2日違いで妹が亡くなったので、25年くらい前に自殺した祖母が、祖父と妹を連れて行ったと思ったようです。

 私はこれまで、霊の存在を全く信用していませんでしたが、私と妹の間には、死産と流産の妹が2人いて、3人目の妹までもが亡くなったこと、 その他にも不思議な事が重なり、“一族に呪われている者、悪魔がいるのではないか?”そんなことを毎日考えていました。

(3)予知夢

 葬儀屋さんとの打合せの時、その場の光景が頭の中にフラッシュバックし、妹が亡くなる夢を数年前に見ていた事を思い出しました。

 1つ目は、車に乗っているシーンで、自分を俯瞰で見ていて、夢の中で「これは何だろう?」と思いました。
 それが、葬儀屋さんの車に乗り、警察署から妹の遺体を運ぶ時の映像だったと気付きました。

 2つ目は、父と母が棺桶に抱きつき、泣き叫んでいるシーンで、自分の目線から見ていて、夢の中で「誰だろう?まさか★☆?」とつぶやきました。

 3つ目は、カフェで誰かとお葬式の打合せをしているシーンで、自分を俯瞰で見ていて、「なんでこんな所でお葬式の話をしてるんだろう?」と不思議に感じていました。
 目が醒めて、自分より9歳も若い妹が亡くなるはずはないと思いましたが、交通事故かもと思い妹にメールしようとしました。 しかし「★☆が亡くなった夢を見たので気を付けて」と言うのも気持ちが悪くメールしませんでした。
 その夢を思い出してから、悪魔は自分だろうと一層自分を責めました。

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※人の未来について

 人の未来は決まっています。ただ、それは大まかな筋書きで、変更可能です

 G様は自分の体験する未来を、予知夢で見ていました。予知夢で事故を回避することは可能ですが、今回のような突然の白血病を変更する方法はないように思います。 G様、ご両親様がご自分を責めないように、“妹様がご自身で決めてきた人生”を示していたように感じます。

 決して祖母様が連れて行ったのではなく、勿論、G様が悪魔であるはずもなく、呪いや祟りのようなものは有りません。
 有るのは、死者が自分の存在に気づいて欲しくて、色々とサインを送ってくるのですが、中には家族の誰かに憑依して我がままを言ってきて、 それが、生きている私たちにとって困難な状況を作り出したりしてしまいます。

《3.霊界からのサイン》

 妹様からG様に届いた沢山のサインの一部を掲載します。「在ますがごとく」妹様はいつでも傍にいて、サインを送り続けていました。

−−−G様のメールより−−−

(1)沢山のネックレス

 葬儀の準備をしている頃、夢から醒める時に、ゆっくりと「くーびー」という声が聞こえ光の中に入っていく感覚で目覚めた朝があり、このような体験は初めてでした。
 その後、思い出の品を探しに妹の部屋に行き、そこで目にしたものは、沢山の妹のネックレスが飾られたスタンドでした。

(2)競馬の映像は“私はここにいるよ”のサイン

 私は競馬をしていました。
 妹の死後、妹の部屋を片付けていた際、“ブルーレイレコーダーに何か録画されているかも”と、急に思い電源を付けると、なぜかTVの電源が一緒に入り、 そこには、競馬のG1のパドックの映像が流れていました。

 そして、今年の正月に、母がTVのチャンネルを変えながら、データ放送の天気予報を見ていましたが、なぜかチャンネルを変えるのをやめ、 「これなんだろう、競馬?」と言って、そこから競馬中継がずっと流れていました。
 生まれてからこれまで、実家で競馬の番組が流れたのは、これが初めてです。

(3)愛をこめて花束を

 今年になり、3週間ぶりに妹の部屋に入り「懐かしいかい?」と妹に話しかけながら部屋の写真を撮っていた時、妹と私のスマホに共通で入っていた曲があったので、 不意に聞きたくなりました。“愛をこめて花束を”が流れ、妹が同じ部屋に居ることを確信し号泣しました。
 そして、バレンタインの日、不意に音楽が聞きたくなり、Amazon musicのプレイリストを聞くと、たまたま一曲目に“愛をこめて花束を”が流れ驚きました。

※ “愛をこめて花束を”は、妹様からのプレゼントです。歌のメッセージはとても多くて、歌詞がメッセージになっていることがあります。

(4)見せたかった写真

 妹はスタバが大好きでしたので、先日(死後)二人でスタバに行き、そこで仕事をしようPCを開き、テザリングしようとしたのですが、何度やっても上手くいかず、 「仕事しようとしてるから、妹が怒ってるのかな?」と思い、妹の大学時代の友人が集めてくれた写真を見ることにしました。
 写真を見ていると、私が知りたくて困っていたことが解決する写真が見つかり、「これを見せたかったんだね」と、妹にお礼を言いました。

(5)はとバスツアース

 生前妹は個人の観光ガイドを目指し、自分の観光コースを作るため、“はとバスツアー”に参加していました。
 先日、妹と一緒に(死後)“はとバスツアー”に参加し、椅子に座っていると、私の隣の席だけ何故かポツンと空いて、そちらを見てみると、 そこに座っている妹の姿が見えました。視覚的にシンクロしたのは、その時だけです。

※ 座席の横が不自然に空いていること、私はよくありました。他者にとっては“何故だか座りづらい”ようです。

(6)誰かが見ている

 私はApple IDを持っていませんが、葬儀後のある日、SMSで『Apple ID 確認コード』が何度も何度も異常な程連続で送られてきました。
 その後は送られてこなかったのですが、先週土曜日、妹の存在を感じた後にスマホを確認すると“確認コード”が来ていて、そこで初めて“確認コード”は、妹が送っていたのだと気付きました。
 届いた確認コード(******)をネット検索すると、“the way you look tonight”と言う曲がヒットし、文字を見た瞬間、 以前、私に連続して奇跡が起きた時と同じように、“誰かが見ている”、“何かに導かれている”という感覚が全身に走りました。
 ちなみに、今はいくら検索しても、そのサイトが出てきません。

※ 確認コードは、誰かが電話番号を間違え送られて来たのでしょうが、Apple IDも、誰が間違えたのかも意味はなく、妹様が伝えたい言葉が、確認コードを介して伝えられたのでしょう。
 “the way you look”は直訳すると、“眼差し”となるようです。

(7)目に見えることが全てではない

 妹は亡くなる2〜3週間前に、大学時代のゼミの教授に退官のプレゼントと手紙を送っていました。妹が亡くなったことを知った教授は、私に宛てた手紙の他、妹の手紙も同封してくれました。
 そこには、妹が学生時代に教授からもらった言葉が書いてあり、それは「目に見えることが全てではない」という言葉でした。
 それからは霊の存在を一切疑うことはなくなりました。

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※霊は思考を操作する

 G様には十分過ぎるくらいメッセージが届いていて、この他にも、2つの銀行のキャッシュカードの暗証番号を教えたり、お兄様と一緒に行きたかった場所に誘導したり、 G様が10年以上前から憧れていた会社に勤めるチャンスを作ったり、死産で亡くなった一番上の妹様が★☆様と一緒に夢に出てきたり、 「もういちど会えたら」を読むことが既に決まっていたとをG様に気付かせるようなことが起きたりしています。

 霊は人の思考をちょっと操作して、偶然を演出します。大きなことはできませんが、思考の操作は比較的簡単なようです。

《4.繊細で大切なこと》

 G様は、死後の世界についての色々な本を読んでからは、早く浄化が進むよう、話しかける回数を減らしたり、一緒に遊んだりしないようにしていました。
 私は、多くの宗教家や霊能者が言っている“この世に未練を残すようなことをするな。後ろ髪を引くようなことはするな”には否定的です。
 傍にいることが旅立った人の幸せであるなら、本人が納得するまで、気のすむまで、好きなようにさせてあげればよいと考えています。
 妹様は、大好きなお兄様と一緒にいて、とっても幸せを感じています。まだ、甘えさせてあげればよいと思います。今まで一生懸命生きてきたのですから。

 しかし、G様がかなり無理をしているようで、妹様は過度なことは望んでおらず、逆に妹様に負担をかけてしまいそうだと感じていました。
 以前の私が闇の中、自分勝手な思い込みに囚われ、無意味になことに執着していたようなことは、本人どころか、故人までも苦しめてしまいます。

 死後の生を確信した後の繊細で大切なことは、初めは甘やかしても、本人が納得したなら、故人様がやるべきことをしていかなければなりません。
 旅立った者にも自然体で接し、記念日にはささやかなプレゼントを贈り、遊びに行くときは一緒に行くけれど、仕事に行くときは「行ってきます」と言う。
 故人様がやるべきこと、それは、修行などではなく、次に生まれてくるための準備です。故人様が満足すれば、今まで見えなかった世界を知り、次のことに興味を持ち、新たな環境に身を置きます。

《5.与えられたロスタイム》

 G様は、私の言葉を受け入れ、次の一歩を歩みだしました。

 『今は私に与えられたサッカーのロスタイムのような時間だと考えています。
妹は本当に一生懸命に生きていましたので、妹が納得し、高いところに行けるよう、次に生まれてくるための準備を始めるまで、妹のために頑張りたいと思います。 そして本当に寂しいですが、ロスタイムを勝手に延長するようなことは絶対にしないようにします。
 妹を幸せにすることはもちろんですが、自分自身の今後の人生も、よい方向に進んでいくと確信しています』

 私は、前妻が傍にいてくれることを喜び、「さようなら」を言うことは考えていませんでした。それが、お互いの安らぎだったからです。そして、姿の見えない前妻と一緒に生活をし、 共に生きて行く選択をしましたが、それは私の環境だからできたこと。
 ある人は、愛する人との思い出に感謝し、今までと何ら変わらぬ生活の中に安らぎを見つけました。
 ある人は、人生の目的に気づき、新しい道を歩み始めました。
 答えはないのですが、自分の意志に逆らわず、旅立った大切な人を愛し、そして、いつでも“相手思い”であることが大切であると思います。

今の私は、前妻に「ありがとう」とだけ言っています。